福山(備後)の主要生産品


琴

福山琴は、江戸時代から生産され、明治時代以降量産されるようになった。全国70%のシェアを占め、日本一の琴の生産地として発展。昭和60年に楽器として初めて国の伝統的工芸品に指定。
宮城道雄の名曲「春の海」は当地鞆の浦をモチーフに作曲されたといわれている。
->>問い合わせ先 福山邦楽器製造業(協)
福山市三吉町3-2-8 TEL(084)924-1150


下駄・はきもの

明治11年丸山茂助が塩積船の帰り荷で、塩の濃縮に使用する薪の中に大きな木材が含まれているのを発見し、下駄の製造を始めた。昭和30年代中頃からサンダルとスリッパの製造を始め、はきものの総合産地として拡大し、現在も下駄の全国シェア60%を占めている。
->>問い合わせ先 広島県はきもの(協)
福山市南松永町3-92 TEL(084)934-3322

履物

木ヒール

木ヒール

昭和22年頃、ビニール靴が考案され、このヒールとして使用。現在、より高付加価値のある新製品開発に力を入れている。一時は、プラスチック製ヒールに押されてシェア縮小を余儀なくされたが、現在は、木の持つ弾力性と軽さが見直され、国内シェア98%を占めている。
->>問い合わせ先 松永木ヒール工業(協)
福山市柳津町久井平沖2410 TEL(084)934-1240


木製家具

福山家具は、福山家具工業(協)福山地方木工(協)松永家具(協)の3組合で連合会を組織し、5・11月の年2回産地見本市を開催している。これには、岡山県家具、島根県家具、鳥取県家具も同時に福山市で合同見本市を開催している。福山家具の製造品としては、収納セット、応接セット、食堂セット、テーブル、整理ダンスなどがある。
->>問い合わせ先 福山家具組合連合会
福山市西町2-10-1福山商工会議所内 TEL(084)921-2345

木製家具

備後織物・染色

備後織物・染色

起源は、飛鳥時代にさかのぼるが、本格的に製造されるようになったのは、江戸時代からである。戦後、伝統技術を活かして三大先染織物物産地となった。現在、デニム、ファンシークロスなどの先染織物から、エステルなどの合繊繊維まで総合的産地となっており、より高付加価値、消費者ニーズにあった新製品開発に力を入れている。綿デニムは国内シェア40%。
->>問い合わせ先 広島県織物構造改善工業組合
福山市緑町1-20 TEL(084)922-1022


備後絣

江戸時代にはじまり、その後量産化され、明治初年に大阪へ移出されるようになり「備後絣」の名称で全国的な市場製品となり、飛躍的発展を遂げた。現在は、消費者ニーズの多様化に対応するため新製品開発、製品の洋装化を図っている。
->>問い合わせ先 備後絣(協)
芦品郡新市町新市434-2 TEL(0847)52-3017

備後絣

い草製品

い草製品

備後表の起源は、天文年間(1532〜1555)に沼隈町山南地方で野性のい草を栽培し、畳表を製造したのが始まりといわれている。特色は、表皮が厚く、粒揃いがよく光沢があり、青みを帯びた銀白色で、長期間変色しにくく耐久性がある。また、短いい草を利用して民芸的な円座、編笠、花筵、浪人笠等も製造されている。
->>問い合わせ先 広島県藺業協会
福山市今津町3-22 TEL(084)933-2004


機械・金属製品

江戸時代<文化13年(1816)頃>当地方に鋳物業が誕生。その発展とともに木工機、製材機、農機、繊維機等のメーカーが多数創業を始めた。戦後は、これらの技術を基盤として工作機、ポンプ、食品機、印刷機、電動ホイスト、電気機等の製造業が発達し、国内はもとより海外への輸出も増加している。
->>問い合わせ先 広島県東部機械金属工業(協)
福山市西町2-10-1福山商工会議所4F TEL(084)922-1414

機械・金属製品

伸鉄、錨、シャックル、船舶艤装用金物

伸鉄、錨、シャックル、船舶艤装用金物

鞆の鉄鋼業は鞆鍛冶(刀工)を発祥としており、時代の変遷により、刀鍛冶の生産は船具、農具へと移り、大正年間には、鍛鋼品向け素材(角鋼)が造られて伸鉄の誕生を迎えた。また、鞆は、古くから瀬戸内海の要港であったため、船釘、シャックル、錨等の製造が始まった。なかでもシャックルは、国内シェア94%である。
->>問い合わせ先 鞆鉄鋼(協)連合会
福山市鞆町後地26-91 TEL(084)982-3375


保命酒(ほうめいしゅ)

鞆に千年以上昔の神代の頃から伝わるといわれる薬味酒。もち米から醸造される甘口酒で、朝鮮人参をはじめ、16種類の漢方エキスが含まれ、栄養価が高く、保命延寿の効き目をもっている。

保命酒

慈姑(くわい)

慈姑(くわい)

芦田川の水と豊かな土壌に豊富な有機物が作用してできる「福山くわい」は、日本一の出荷量を誇っている。その特徴は、青くわいで、塊茎は正円型、あざやかな青藍色であり、肉質がしまりすばらしい食味をしており、正月のおせち料理やお祝い料理には、欠かせないものになっている。
->>問い合わせ先 JA福山市川口支店
福山市川口町2-17-7 TEL(084)953-0530


海産物

江戸への参勤交代の時、江戸の妻子に郷土の土産品にと造らせたのが始まりで、今では、高級土産品として旅行者に喜ばれている。瀬戸内海の大鯛、小鯛、小魚などの新鮮な魚を、鯛の浜焼き、干さより、ママカリのみりん干し、小魚の一夜干し等に加工。練り製品としては、鯛ちくわ、天竺鯛(ネブト)を主原料とするガス天が有名。

海産物