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 11月29日〜12月1日の3日間、韓国・浦項商工会議所より、福山商工会議所との『友好親善及び交流増進協約書調印』のため、崔永祐会長以下代表団11名が来福した。
 1979年の福山市と浦項市との友好都市提携以来、行政、各種団体、教育機関等を通じ、様々な分野で活発な交流を推進していたが、これらの諸活動を基盤に、ビジネス分野を中心とした経済交流の増進を図るため、今回協約書の調印の運びとなった。
 11月29日、まず当所会頭表敬訪問から始まり、福山市長並びに福山市議会議長表敬訪問と続き、両会議所間の信頼関係の更なる促進を図った。

 調印式(場所:福山ニューキャッスルホテル)には、辛亨根駐広島大韓民国総領事、羽田皓福山市長、徳山威雄市議会議長、松本卓臣当所名誉会頭の4名の来賓臨席を含む、計62名が出席。「この調印を機に、人、モノ、金、情報が相互に交流する環境が醸成され、双方の智恵を出し合い両地域の発展に貢献したい」と林会頭が挨拶すると、崔会長は、「物流促進に向け、双方の港を結ぶ定期航路の開設や観光PRなど、共に発展に取り組みたいと」挨拶後、協約書にサインし、お互い取り交わした。
 式典では藤井基博当所副会頭、崔炳坤浦項商工会議所副会長の協約書朗読後、林会頭、崔会長が協約書に署名し、固い握手を結び、経済交流の第一歩がスタートした。

 琴と尺八のコラボレーションによる「韓国ファンタジー」の演奏で幕を開けた調印記念祝賀会は、鞆特産の保命酒による乾杯で盛大に開催。出席者は長年の交流を振り返るとともに、新たな経済分野の親善の幕開けに高揚感が漂い、祝賀会は賑わい豊かに執り行われた。
 
 友好親善及び交流増進に関する協約書
日本国 福山商工会議所と大韓民国 浦項商工會議所は、相互信頼を基に両商工会議所間の友好親善を深め、交流と協力を増進し、経済・貿易・文化・市場に関する情報交換と国家間・地域間・企業間の貿易と投資拡大を奨励し、経済及び文化交流に寄与し、両商工会議所の利益と発展を図り、関係をさらに深めながら交流を拡大することに最善を尽くすことを協約する。
2011年11月29日
福山商工会議所 会頭       浦項商工会議所 会長
林  克 士                 崔 永 祐

浦項市(大韓民国)は、日本海に面した人口約52万人の町で、大韓民国最大の製鉄の町であり、 市の花が「ばら」という共通点を持っています。
 福山市は、1979年1月19日に親善友好都市提携を締結しています。

浦項市のホームページ
         http://jp.ipohang.org/site/jp/


浦項商工会議所 崔 永祐 会長 福山商工会議所 林 克士 会頭



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