和8年度概要

Overview

会長スローガン・基本方針

〜 はじめに 〜

この度、令和8年度 福山商工会議所青年部(福山YEG)会長の職を拝命するにあたり、その重責を深く受け止め、これまで本会を支えてこられた先輩諸氏の努力と情熱に、改めて敬意を表します。私たちが今活動できているのは、先人が思いを込めて積み上げてこられた道の上に立ち、そのバトンを確かに受け取っているからにほかなりません。

現代社会は、人口減少、価値観の多様化、産業構造の変容、デジタル化といった変化の荒波にさらされています。地域を支える中小企業はその影響を真っ先に受けながらも、地域の雇用・文化・未来を守る存在として、ますます大きな役割を担っています。そしてその中心に立つ私たち青年経済人こそ、地域の未来を描き、希望で福山を照らし、次の世代へとつなげていく使命を担っているのではないでしょうか。

切磋琢磨し、ライバルと競争しながら成長していくことは大切なことです。しかし、その次のステップに必要なのは「競争」よりも「共創です。互いを認め、学び合い、想いを重ねながら新しい価値を創り出す姿勢こそ、未来を切り拓く力になると私は確信しています。

~共創の意義~ ともに学び、ともに築く

「共創」とは、単なる協力や分業ではありません。異なる価値観・経験・発想が出会い、重なり合い、化学反応のように新しい価値を生み出すことです。

YEGという組織は、この共創を実践するための最高のステージです。業種も年齢も経験も異なる仲間が集い、お互いの視野を広げ、刺激を与え合い、共に学び、共に高め合う。その中で生まれる友情や信頼こそが、私たちの最も強力な武器となります。

人と人がつながることで、学びは深まり、挑戦する勇気が生まれ、行動が加速します。YEGの真価は、この「人のつながりがつくる成長の連鎖」にあります。一人ひとりが主役となり、仲間を導き、仲間に励まされながら、自身の可能性を広げていく。これこそが共創の精神であり、福山YEGが地域に貢献する最大の力だと考えています。

~長期ビジョンとの連動~「親睦と研鑽!!常に挑戦し、共に成長しよう」

福山YEGの長期ビジョンには、「親睦と研鑽!!常に挑戦し、共に成長しよう」という力強いメッセージが掲げられています。この言葉には、YEGが単なる親睦団体でも学びの場だけでもなく、仲間とともに挑戦し、成長し続ける組織でありたいという想いが込められています。

私はこの長期ビジョンを、令和8年度の活動の中で具体的に実践していきたいと考えています。

1親睦(つながり)

親睦は組織の根であり、すべての出発点です。初めての例会で交わす小さな挨拶から、深夜まで語り合う時間、仲間の悩みに寄り添う瞬間まで、その一つひとつが信頼を育て、組織の基盤となります。

信頼のある組織には、思い切り挑戦できる空気が生まれます。

“この仲間となら安心して挑戦できる”

“この場所なら失敗しても大丈夫”

こうした心理的安全性こそが、YEGの強さをつくり、次の挑戦への一歩を生み出します。

親睦は単なる交流や懇親ではありません。互いの価値観を尊重し、違いを受け入れ、仲間の人生や事業を応援し合う「つながりの文化」を育てる営みです。この文化こそ、福山YEGの大きな財産であり、どんな時代にも揺るがない力になります。

親睦委員会事業では、まず委員会内のつながりを深め、その連鎖をYEG全体へ広げていきます。

2 研鑽(学び)

学びとは、変化の時代に立ち向かうための“武器”であり“羅針盤”です。経営環境は日々変化し、昨日の正解が今日の正解とは限りません。だからこそ私たちは、学び続ける姿勢を持ち、感性と視点を磨き続ける必要があります。

研鑽は、講演やセミナーだけで得られるものではありません。仲間との対話、他業種との交流、委員会での議論、事業準備の過程で得る気づき——それらすべてが学びとなり、自身の経営や人生に還元されていきます。

また、学び続ける人の姿勢は周囲に必ず影響を与えます。ひとりの成長が仲間の成長を呼び、仲間の成長が組織の成長を生み、やがて地域の未来さえも変えていく。研鑽とは、未来の福山を豊かにするための“投資”です。

研修事業においては、自社の発展に寄与するもの、人としての成長を促すものを積極的に取り入れていきます。

3 挑戦(変化への行動)

挑戦とは、現状に満足せず、一歩踏み出す勇気です。新しいことを始めるとき、人は必ず不安や迷いを感じます。しかしYEGには、背中を押してくれる仲間がいます。仲間に寄り添われ、応援され、ときには叱咤されることで、私たちは次のステージへと進むことができます。

挑戦には失敗がつきものです。しかし、その失敗を恐れない環境をつくるのもYEGの役割です。

“挑戦の数だけ、学びと成長がある”

“挑戦する姿こそ、リーダーの証である”

この精神を大切にし、挑戦する仲間を称え、挑戦の経験を共有し、組織全体で挑戦の価値を高めていきます。

挑戦は、未来を変える唯一の方法です。今日の挑戦が明日の自分と地域をつくると信じ、誰もが一歩を踏み出せるYEGでありたいと願っています。

福山YEGには、誇るべきビジネスウェブマガジン「Break」と公式アプリがあります。これらをさらに洗練し、挑戦のきっかけと力に変えていきます。

・成長(ともに未来へ)

成長は、親睦・研鑽・挑戦の先にある“結果”ではなく、“プロセスの積み重ね”です。仲間から学び、挑戦を重ねる中で生まれる気づきや変化が、人としての厚みをつくり、経営者としての視野を広げます。

個人の成長は組織の成長を生み、組織の成長は地域の発展へとつながります。地域の発展は次の世代の希望となり、未来へと受け継がれていきます。福山YEGは、単なる団体ではなく、“未来を担う人材を育てる場所”でありたい。その想いを胸に、仲間とともに歩む一年を積み重ねていきます。

そして何より、成長とは“一人では到達できない場所へ、仲間とともに向かうこと”だと私は信じています。ともに笑い、ともに悩み、ともに挑み、ともに前へ進む。その積み重ねこそが、福山の未来をより豊かなものへと導いていきます。

組織づくりと未来への責任

YEGの活動は、人と人との「想い」がすべての原動力です。会員一人ひとりの情熱が集まり、部会・委員会の力となり、地域を動かす大きなうねりとなります。

そのためには、風通しの良い組織運営と挑戦を支え合う環境づくりが不可欠です。新入会員が安心して参加できる仕組み、経験豊かな先輩から学べる体制を整え、全員がYEG活動の意義を実感できる組織を目指します。他単会との意見・情報交換を積極的に行い、さらに強い組織へと成長していきます。

また、令和10年に開催される中国ブロック大会 福山大会は、私たちが築いてきた「親睦・研鑽・挑戦・成長」の結晶を発信する絶好の機会です。大会そのものの成功はもちろんですが、その準備過程で生まれる連携・信頼・友情こそが、福山YEGの未来を支える大きな財産になると考えています。今年度は大会に向けた道筋を示し、しっかりと走り始めます。

結びに

「共創」という言葉には、ただ一緒に行動するという意味を超え、互いの価値観や経験を持ち寄り、融合させ、これまでにない未来を形づくっていくという強い意志が宿されています。私たちが積み重ねてきた親睦も、磨いてきた研鑽も、挑み続ける挑戦も、すべては“誰かとともに歩む”ことで初めて大きな力となります。

時代は想像以上のスピードで変化し、社会が抱える課題も複雑さを増しています。そんな時代だからこそ、私たちは孤立せず、仲間とともに前へ進まねばなりません。福山YEGには、業種も経験も異なる多様な仲間が集い、互いの強みを重ね合いながら歩んでいく力があります。

仲間がいるから学べる。仲間がいるから挑戦できる。仲間がいるから前へ進める。その積み重ねこそが、福山の未来をつくり、地域に活力と希望をもたらす源泉となるのです。

私たちが一年を通じて積み重ねる行動や言葉、関わり合いの一つひとつが、未来の福山

YEGの文化となり、次世代の仲間へと受け継がれていきます。今、私たちがつくる“共創の循環”は、未来の誰かの背中を押し、新しい挑戦を生む力になるはずです。

だからこそ令和8年度は、“変化を恐れず、歩みを止めず、仲間と共に成長する一年”としたい。親睦を深め、研鑽を重ね、挑戦を続ける。そしてその先に、私たちの歩みを待つ次の世代に、胸を張って渡せる未来を築きたいと考えています。

私は会長として、この一年、皆さまと共に笑い、共に悩み、共に挑みながら、この組織の可能性を大きく広げていく覚悟です。どんな時も寄り添い、支え合い、前へ進んでいける——そんな福山YEGを皆さんとともに育てていきたいと思っています。

どうか力をお貸しください。

そして、どうか共に歩んでください。

令和8年度、私たちの物語はここから始まります。

未来へ向かって一歩ずつ進みましょう。Create Future!!

令和8年度 福山YEG組織図