「少女たちの羅針盤」映画製作の現場から【後編】TOP > 「少女たちの羅針盤」映画製作の現場から【前編】TOP> 第3話

【前 編】
 第1回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」で優秀賞を受賞した水生大海さんの小説「少女たちの羅針盤」の映画化が決まり、昨年(2010年)6月末から7月末にかけて、福山市内全域でロケが敢行されました。
 その折、福山商工会議所から地元支援スタッフとして参加した 職員・片岡 達樹 が経験した、感動と笑い、そしてちょっと大変だった48日間の物語を映画公開まで毎週お届けします。
文責:片岡 達樹)
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■第3話■
女子高生の自転車とは?
update:2011.02.17
 「少女たちの羅針盤」は、4人の女子高生が作った演劇ユニットの物語。だから当然、通学用の自転車が必要になりますので、Oさんから「女子高生の乗る自転車」との指示がでました。

 私の子どもは男の子。しかも数年前に高校生は終わりましたので、しばらくの間、高校生の自転車なんて気にも留めていませんでした。しかも女子高生。。。

 「今どきの女子高生って、どんな自転車に乗っているのだろう?できれば格好の良い自転車を準備したい」と思い、変質者に間違えられないように注意しながら街中女子高生自転車観察を始めました。

 でも、今どきの女子高生の自転車...「普通」でした。長時間見ても、場所を変えても「普通の自転車」。

 ならば、商工会議所の自転車置き場の「普通の自転車」を見てもらおう、とOさんを案内したところ、中を見回し「解りました」とひとこと。そして数日後、「シルバーの自転車にします」と、あっさりと決まってしまいました。

 女優Kちゃんが劇中で乗っている自転車、今も大切に愛用しており、私たちの仕事の足として大活躍してくれています。。。

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次回のお話 ■第4話■「特産品を使って欲しい」は、
2月21日UP予定


【少女たちの羅針盤】
 「羅針盤」という名で注目を集め始めた女子高校生4人の演劇ユニットで起きた事件。事件の真相が4年後、明らかになる。

【関連サイト】

 ・少女たちの羅針盤公式サイト

 ・ばらのまち福山ミステリー文学新人賞
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