「少女たちの羅針盤」映画製作の現場から【後編】TOP > 「少女たちの羅針盤」映画製作の現場から【前編】TOP> 第5話

【前 編】

 第1回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」で優秀賞を受賞した水生大海さんの小説「少女たちの羅針盤」の映画化が決まり、昨年(2010年)6月末から7月末にかけて、福山市内全域でロケが敢行されました。
 その折、福山商工会議所から地元支援スタッフとして参加した 職員・片岡 達樹 が経験した、感動と笑い、そしてちょっと大変だった48日間の物語を映画公開まで毎週お届けします。
文責:片岡 達樹)
お話のMENU
■第5話■
福山市民も歓迎
update:2011.02.24
6月30日、いよいよクランクイン。「福山ロケ・一大騒動記」の幕が切って落とされました。

ふくやま美術館前、美術班は午前7時集合で、劇用の看板を取り付けポスターを張り...準備完了、キャストの到着を待ちます。

朝の時間、美術館前は市民の皆様のお散歩空間ですから、いつもと違う雰囲気に「何があるのですか?」と、多くの方から質問されました。

その中で一人の市民が...
   市民 「何があるのですか?」
   私  「映画のロケです。」
   市民 「何の映画ですか?」
   私  「少女たちの羅針盤です。」
   市民 「昨日の夜のニュースで見た。あっ、監督さんだ!」

その方は、監督さんに歩み寄り、楽しそうに話をしています。突然のことでしたが、監督さんも対応してくださっていました。

市民を挙げてロケを歓迎していることを表わす場面に触れ、嬉しいロケ初日でした。


-------------------------------------------------------
次回のお話 ■第6話■ 通行人の勘違いは、
2月28日UP予定

【少女たちの羅針盤】
 「羅針盤」という名で注目を集め始めた女子高校生4人の演劇ユニットで起きた事件。事件の真相が4年後、明らかになる。

【関連サイト】

 ・少女たちの羅針盤公式サイト

 ・ばらのまち福山ミステリー文学新人賞
  【お問合せ】
   福山商工会議所 TEL:084-921-2345
    cci@fukuyama.or.jp

Copyright(C) Fukuyama Chamber of Commerce and Industry. All Rights Reserved.
当サイトの文章・写真等の無断転載・転用は、禁止します。