「少女たちの羅針盤」映画製作の現場から【後編】TOP > 「少女たちの羅針盤」映画製作の現場から【前編】TOP> 第11話

【前 編】
 第1回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」で優秀賞を受賞した水生大海さんの小説「少女たちの羅針盤」の映画化が決まり、昨年(2010年)6月末から7月末にかけて、福山市内全域でロケが敢行されました。
 その折、福山商工会議所から地元支援スタッフとして参加した 職員・片岡 達樹 が経験した、感動と笑い、そしてちょっと大変だった48日間の物語を映画公開まで毎週お届けします。
文責:片岡 達樹)
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■第11話■
了解は得たけど、やっぱり・・・
update:2011.03.17
 ふくやま美術館横、噴水の前でのロケで使用するベンチ。商店街にある木製のベンチを借りるようにしていました。

 勝手に持って行くわけにはいきませんので、事前に理事長さんに打診し、快諾をいただいていました。


とおり町交流館の外に設置してあるベンチ

 いよいよ商店街から運び出す日、ワゴン車を乗りつけ、ベンチを運び出していると、いくら了解を得ているとはいえ、立ち会う人などいませんし、通行人から見れば「ただの不審者」。「私たち、泥棒に見られているのかな?」と、この時ばかりは思いました。

 考えてみると、美術の担当になって以来、街の中にある使えそうなものを狙う目になっていたような気もします。

 もちろん、ここだけの話ですが、無断で持ち出して使い、そっと返したものもあります。もっとも、無断で持ち出したのは、後から頭を掻きながら「ごめーーーん」って言える所ですが...

ふくやま美術前噴水前

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次回のお話 ■第12話■「電気が!!点かない事件」
3月22日UP予定

【少女たちの羅針盤】
 「羅針盤」という名で注目を集め始めた女子高校生4人の演劇ユニットで起きた事件。事件の真相が4年後、明らかになる。

【関連サイト】

 ・少女たちの羅針盤公式サイト

 ・ばらのまち福山ミステリー文学新人賞
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