「少女たちの羅針盤」映画製作の現場から【後編】TOP > 「少女たちの羅針盤」映画製作の現場から【前編】TOP> 第12話

【前 編】
 第1回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」で優秀賞を受賞した水生大海さんの小説「少女たちの羅針盤」の映画化が決まり、昨年(2010年)6月末から7月末にかけて、福山市内全域でロケが敢行されました。
 その折、福山商工会議所から地元支援スタッフとして参加した 職員・片岡 達樹 が経験した、感動と笑い、そしてちょっと大変だった48日間の物語を映画公開まで毎週お届けします。
文責:片岡 達樹)
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■第12話■
 電気が!!点かない事件
update:2011.03.22
 アパートの一室でのロケ。Oさんが一人で飾り付けに行きました...

 携帯が鳴ったので出てみると「部屋の蛍光灯が点かない。電気業者を手配してくれ」との依頼。こちらも大急ぎで知り合いの電気屋さんへ連絡しましたが、行けないとの返事。そこで、他の電気工事会社の社長さんに連絡し、現場へ行っていただきました。

 数分後、社長さんから電話があり「部屋の入口にスイッチがあり、そこがオフになっていました。職人を行かせなくて良かった。職人を行かせていたら、大怒られするところでした。」と笑いながら...

 部屋の天井から下がっている蛍光灯には紐があり、点灯するときは、その紐を引っ張れば電気が点くと思い込い込んでいます。

(イメージ)

しかし、この部屋の蛍光灯は、部屋の入り口にプッチンスイッチがあったのです。

 人間というものは、既成概念を持っています。その既成概念が、邪魔をしたようです。

 
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次回のお話 ■第13話■「憧れのロケ弁と「バレ飯」の意味」
3月24日UP予定

【少女たちの羅針盤】
 「羅針盤」という名で注目を集め始めた女子高校生4人の演劇ユニットで起きた事件。事件の真相が4年後、明らかになる。

【関連サイト】

 ・少女たちの羅針盤公式サイト

 ・ばらのまち福山ミステリー文学新人賞
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