「少女たちの羅針盤」映画製作の現場から【後編】TOP > 「少女たちの羅針盤」映画製作の現場から【前編】TOP> 第13話

【前 編】
 第1回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」で優秀賞を受賞した水生大海さんの小説「少女たちの羅針盤」の映画化が決まり、昨年(2010年)6月末から7月末にかけて、福山市内全域でロケが敢行されました。
 その折、福山商工会議所から地元支援スタッフとして参加した 職員・片岡 達樹 が経験した、感動と笑い、そしてちょっと大変だった48日間の物語を映画公開まで毎週お届けします。
文責:片岡 達樹)
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 ■第13話■
憧れのロケ弁と「バレ飯」の意味
update:2011.03.24
 クランクインの日、お昼は憧れのロケ弁です。

 「ロケ弁」って、なんとなくエンターテイメントの香りがして、憧れます。「特別なもの」という香りがして、憧れます。

 しかし、その実態は...お弁当屋さんが作る「普通のお弁当」です。私たちがイベントなどで出務する時、手配するお弁当と同じです。でも「ロケ弁」というだけで、なんとなく特別なものという感じがして、憧れていました。

 ただ、クランクインの日のお昼のロケ弁は、いつものお弁当とは違い、「少女たちの羅針盤」の文字が入った紙が巻いてある特別仕立てでした。が、しかし、お弁当自体は、普通のお弁当でした。

 ロケの間、「バレ飯」という言葉を聞きました。「明日はバレ飯でお願いしまーーす」という声が聞こえます。とにかく、こちらは素人ですから、業界用語の意味がわかりません。

 「バレ飯」とは、「食事は準備しませんから、各自でお願いします」ということでした。


 
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次回のお話 ■第14話■ 経費節減・大道具を運べ
3月28日UP予定

【少女たちの羅針盤】
 「羅針盤」という名で注目を集め始めた女子高校生4人の演劇ユニットで起きた事件。事件の真相が4年後、明らかになる。

【関連サイト】

 ・少女たちの羅針盤公式サイト

 ・ばらのまち福山ミステリー文学新人賞
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