「少女たちの羅針盤」映画製作の現場から【後編】TOP > 「少女たちの羅針盤」映画製作の現場から【前編】TOP> 第17話

【前 編】
 第1回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」で優秀賞を受賞した水生大海さんの小説「少女たちの羅針盤」の映画化が決まり、昨年(2010年)6月末から7月末にかけて、福山市内全域でロケが敢行されました。
 その折、福山商工会議所から地元支援スタッフとして参加した 職員・片岡 達樹 が経験した、感動と笑い、そしてちょっと大変だった48日間の物語を映画公開まで毎週お届けします。
文責:片岡 達樹)
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■第17話■
 「理事長の言葉に感激・時代を越えて残る」
update:2011.04.07
 商店街でのロケ。理事長さんのお店の前でのロケですから、大変喜んでおられます。

 今でもロケ地を示す紙がウインドウに貼ってありますので、本当に喜んでおられるのでしょう。

 私も、短い期間でしたが商店街活性化を担当しましたので、理事長さんは存じあげています。ロケの現場で「ご迷惑をおかけいたします」と申しあげたところ、理事長さんいわく「私がいなくなっても、この店が無くなったとしても、この場所で自分が生きていたことを、100年、150年後まで映画の中に残すことができる」と。

 ロケでは、道路を閉鎖したり、営業の妨げにもなったでしょう。地域の皆様には大変ご迷惑もおかけいたしましたが、路地長さんからこのお言葉をいただき、感動すると同時に、今でも「映画制作に関わって良かった」と思います。

 ちなみに、聞くところによると、臨時休業したお店もあったとか。ご迷惑をおかけいたしましたこと、本当にお詫び申しあげます。


 
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次回のお話
■第18話■ 「福山の若者」
は、
4月11日UP予定


【少女たちの羅針盤】
 「羅針盤」という名で注目を集め始めた女子高校生4人の演劇ユニットで起きた事件。事件の真相が4年後、明らかになる。

【関連サイト】

 ・少女たちの羅針盤公式サイト

 ・ばらのまち福山ミステリー文学新人賞
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