「少女たちの羅針盤」映画製作の現場から【後編】TOP > 「少女たちの羅針盤」映画製作の現場から【前編】TOP> 第19話

【前 編】
 第1回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」で優秀賞を受賞した水生大海さんの小説「少女たちの羅針盤」の映画化が決まり、昨年(2010年)6月末から7月末にかけて、福山市内全域でロケが敢行されました。
 その折、福山商工会議所から地元支援スタッフとして参加した 職員・片岡 達樹 が経験した、感動と笑い、そしてちょっと大変だった48日間の物語を映画公開まで毎週お届けします。
文責:片岡 達樹)
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■第19話■ カルチャーショック・時差ボケが治らない
update:2011.04.14
 映画制作スタッフとして行動した期間は、正に自由人でした。

 私も福山商工会議所に勤務している事務職サラリーマンですから、午前8時30分に出勤し正午から午後1時まではお昼休憩、午後5時30分まで執務です。そして、基本的にカレンダーどおりのお休みです。

 しかし、映画スタッフに、そんな時間や勤務形態はありませんし、上下で管理された組織でもありません。

 そんな世界に2か月も身を置いていると、それが普通になってしまい、その世界の水が合ったのか、商工会議所に復帰しても、しばらくは時差ボケが治りませんでした。今もリハビリは続けていますが、完治していません。元々、商工会議所でも一人なのですから、以前からこれが普通だったのかも知れません。

 制作会社の方がおっしゃっていました。「最初はしんどい。しかし、2回経験すれば病みつきになる」と。その言葉、解るような気がします。

 でも、30年過ごしたサラリーマンとは異なる世界は、カルチャーショックでした。

 
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次回のお話
■第20話■「皆様に感謝です!」は、
4月18日UP予定

【少女たちの羅針盤】
 「羅針盤」という名で注目を集め始めた女子高校生4人の演劇ユニットで起きた事件。事件の真相が4年後、明らかになる。

【関連サイト】

 ・少女たちの羅針盤公式サイト

 ・少女たちの羅針盤公式ブログ

 ・ばらのまち福山ミステリー文学新人賞
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